Laugh Crew + 子育て中のすべての方を応援する保育コラム 子育て中のすべての方を応援する保育コラム「ラフ・クループラス」

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危険な「暑さ」から子どもを守るために~子どもは「暑さ」に弱い?

19.07.24

近年の日本の夏は、最高気温が35度以上の猛暑日が連日続くことが増え、この危険ともいえる「暑さ」が深刻化しています。
また、夜になっても気温が下がらずに気温30度を超える熱帯夜が増えていることもあり、室内・屋外、昼・夜問わず、条件次第ではいつでも誰でも熱中症になる可能性があります。

乳幼児は、体温調節機能が十分に発達していないことから大人よりも熱中症にかかりやすいと言われています。
これから本格的な夏を迎えるこの時期、厳しい「暑さ」によるトラブルからどのように子どもを守っていったらいいのかを考えていきましょう。

子どもは「暑さ」に弱い??

暑い季節、身体は汗をかくことで、皮膚から熱を奪って体温を下げようとしますが、前述したように、乳幼児は汗をかいて体温調節をする機能がまだ十分に発達していません。体温調節の為に汗を出す「汗腺」があっても、高温な気候で過ごす経験が少ないと皮膚から「暑い」と感じ取ることが難しく、また、「暑さ」を感じられても汗やおしっこを出せる量が少なかったりと、大人に比べて身体に熱がこもりやすく、熱中症になりやすいといえます。

子どもの汗をかく体験・習慣を重ねることが大事!

初夏や梅雨明けなどは気温が上がりやすい時期です。この頃から(理想としては春頃から)適度な外遊びや軽い運動遊びを取り入れ、汗をかくという体験を重ねましょう。夜お風呂にゆっくりつかることも、汗をかく習慣になるのでおすすめです。

また、室内で過ごす際は大人が過ごしやすい環境になりがちです。冷房の効きすぎや冷たい食べ物・飲み物の取りすぎは子どもの身体を冷やし、外気との気温差から熱中症のリスクを高めたり、風邪など体調不良の引き金となるので気をつけましょう。

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