Laugh Crew + 子育て中のすべての方を応援する保育コラム 子育て中のすべての方を応援する保育コラム「ラフ・クループラス」

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秋は適度な「薄着」を!~四季を楽しむ子どもの服装

19.10.04

適度な「薄着」のメリットとは?

夏から秋へと季節の変わり目となる9月~10月は、1日の中でも朝晩と日中の気温差が大きく、子どもの服装を迷うというお話をよく伺います。

朝晩が肌寒くなってくると、子どもが風邪をひかないようにとつい厚着をさせたくなりますが、 子どもは体温が高いので、大人の体感よりも1枚少ないくらいの適度な「薄着」がよいと言われています。

また、この時期の日中は子どもにとって過ごしやすく、秋を感じられる自然の中での外遊びや運動遊びなど、体を動かす遊びが活発になります。 外遊びを通して筋力や体温が上がることで抵抗力が鍛えられたり、自然に菌やウィルスに触れることで、免疫力がつき体調を崩しにくくなります。

外遊びの服装が厚着の場合、体を動かしにくくなって運動機能が阻害されてしまったり、厚着によってかいた汗が冷えて風邪をひいたりして、 かえって丈夫な体づくりには適していません。 それに対し、適度な薄着は外気が刺激となって自律神経が活発に働き、体温調節機能が高まると言われています。

「薄着」のポイントを押さえてもっと快適に!

そうは言っても、朝晩の気温差は心配なもの。秋の季節に薄着で健康に過ごすポイントを紹介します。

1) 下着を着る
1枚下着を身につけることで保温効果があり、汗をかいた時は吸収します。

2)肌寒い日は薄手の長袖や薄手の上着で調節する
その日の気温や子どもの体調に合わせて衣服を調節できるように、薄手のカーディガンやロンTなどがオススメの服装です。厚手の服1枚よりも薄手の服の重ね着の方が身体を動かしやすく、脱ぎ着もしやすいです。

3)着替えの服は脱ぎ着させやすいものや子どもが自分で着脱しやすいものを
汗をかいたらこまめに着替えさせたり、暑くなったら脱ぐ・寒くなったら着るという体験を通して、子ども自身が衣服の調節を身につけていけるといいですね。

本格的に寒くなる冬の季節に向けて、秋は適度な薄着と十分な外遊びで、丈夫な体や皮膚をつくっていきましょう。

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